VISION

社長からのメッセージ・社訓・経営理念

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ご挨拶

創業の頃、初代社長が当時まだ珍しいラジオ店の店先に誇らしげに看板を掲げ、
元気に商売を始めてから、すでに75年もの歳月が流れました。
そして現在、時代は移り、世の中は急激な変化への対応が最も求められる時代となりました。
変化のスピードは年々加速し、例えばこの30年間で通信速度は10万倍になったとされ、
今後4Gからあと10年以内に登場するといわれる6Gへは、実に最大1万倍になると予想されます。
それはまさに瞬きの時間です。

また、我々の周りにあるインターネットに接続された機器は、
2010年には一人につき2台だったものが、2040年には1000台とほぼすべての身の回りのものが
ネット接続されているとされます。これらの事実は変化のほんの一部にすぎませんが、
私たちの生活が根本から変わり、今は想像すらできないような便利な世の中が当たり前になります。
未来に向け、私たちモノづくり企業は、時代の先を進み続けなければなりません。

当社の英文名、“FUDEC”は、“FUTURE DEVELOPMENT & CREATION”の略で
“FUDEC CORPORATION”は「未来を創る、新しい世界を開拓する会社」という意味です。
技術の進歩は、すでにある技術の改良や組み合わせで登場することが殆どだと言われています。
私たちの未来への対応は、実は地道な“今の努力”に他ならないのです。
そしてその地道な努力こそが、私たちの事業を通じて、社会や、地域へ貢献できる最高の手段だと考えております。

60年以上も前に掲げられた、当社の社訓には、「誠実な努力、弛みなき研鑽、和衷協力」があります。
時代が変わっても、大切にしなければならないことは決して変わることはありません。
そして、藤井電機が、昔からもう一つ大切にしていることは、人と人との繋がりです。
当社の経営理念に、「藤井電機は、常に社内に笑顔があり、前向きで健康的な企業であること」があります。
人と人が出会い、人同士がお互いを大切にする関係が築かれれば、そこには必ず笑顔が溢れます。
時代が進み、技術が進歩すればするほど、人を大切にすることの意味が、
もっともっと深まり、かつてないほどに重要になると確信しております。

2021年には、「人を大切にする経営学会」が主催する「日本で一番大切にしたい会社大賞」の審査委員会特別賞を
受賞させて頂きました。この受賞は、ゴールではなく、益々人を大切にする経営ができる会社なのかどうかを
問われていると認識し、今後も更に努力をしていく所存です。

昭和の初め、先代が燃える創業の精神を掲げて額に汗した当時の“初心”を決して忘れることなく、
“お客様への気配り”そして“人や地域への感謝”、さらには“挑戦し続ける心”を常に意識し、
社員の最高の笑顔と共に、もっともっと前進して参ります。
これからも、地域に明かりを灯し続けられますように。

代表取締役社長